同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 神が与えて下さる道を歩む —

森田 忍

「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから邪悪な日に際して対抗できるように、またいっさいを成し遂げて堅く立つことができるように神のすべての武具をとりなさい。」
(エペソ6:12-13)

 今年の4月で就職して7年が経ちました。ここまで教会と共に歩み守られていることを感謝しています。
 私の仕事の事になりますが、この4月から私の直属の上司が代わりました。以前の私なら人間関係に悩み、仕事をする以外の所で苦しみを憶えていました。しかしそこにおいて神は豊か私に良い方向へと導いてくださり仕事にも慣れていく事ができました。しかし今回の上司の変更において私は大きな不安を憶えました。それは日曜日の仕事が増えるという事でした。今の上司が担当している現場は日曜日に行う所も多く部下である私も日曜日に出勤しなくてはいけないという事でありました。
 集会出席を勝ち取るにはどうすればいいのだろうと思い私は山本嘉納先生の所に行き、『転職も考えているのですが、どうすればよいのでしょうか?』と話した所、先生は『まず新しい上司の元でがんばって働いてみなさい。神はあなたを良い方向へと導いてくださるから』と言ってくださいました。
 私はその言葉を聞いたときに、神の前に黙って従い続ければきっと神は答えてくださるんだと思いました。そして新しい上司の元で働き始めました。すると、私の職場において日曜日の出勤に関する話し合いをするときがあり、それは働いている社員が平等に休める体制にしていこうという事でした。それは私にとって大変感謝な事であると同時に神の豊かな導きでありました。私自身少しの不安から心が揺らいでしまいやすく神の教えに目を逸らしやすい者ではありますが、そんな私にも神は共なってくださり、私に最善の道を与えてくださいました。これからも教会を中心に置いた日常の仕事との戦いはありますけれども、私は神が与えてくださる道に感謝と喜びをもちながら歩んでいきたいと思います。 

(仙台聖泉キリスト教会 会員)