同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 主と共に生きる者 —

玉城 春恵


「あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じているのです。」(ピリピ 1:6)

 新しい年を迎え、もう半年が過ぎようという所まで歩ませていただきました。
 昨年より続いているコロナ禍中にあっても、変わらず週ごとの礼拝、祈祷会にて讃美がなされ、御言葉が開かれ、牧師先生からメッセージが取り次がれて霊的な糧を頂きながら、神の御守りと御支えの中を歩んでくることができましたことを感謝致します。
 教会では新たに若い二人の姉妹が牧師、伝道師に就任し、歩み出しています。
また私の後にも新しい家庭が一つ一つ起こされ、新しい世代の働きも始まっています。

 私はちょうど十年前、2011年の震災のあった1ヶ月前に結婚を通して聖泉教会へと導かれてきました。2016年には、新たに家を購入し、主人家族との同居生活をスタートさせ、5年が経とうとしています。私が担っていた責任も変わりました。
 また二年前からパート勤務ではありますが、仕事復帰させて頂き、自分の中では戻らないと決めていた保育士の仕事にもう一度導かれ、働かせて頂いています。当初とは違う働きを任され、まもなく三年目を迎えようとしています。独身時代、クラス担任として働いていた時と違って、若い職員の先生方を見守り支えていく立場になっていることを感じます。このことも神が私に計画を持って配慮して下さっていることを信じてなお取り組ませて頂きたく思っています。
 週ごとの牧師先生のメッセージを頂く中で、これから私は教会、家庭、職場の中でどう歩んでいくべきか、どこをどう担っていくべきか、日々考えさせられます。
 先日ペンテコステ礼拝 ”御霊による変革”と題してメッセージがなされました。
・(御霊の実が語られる中で)私たちの品性が変えられていくことが重要であること
・神ご自身が主権者であり、私達は生涯を通して主のしもべであること
との、牧師先生のメッセージをお聞きしながら、私はもう一度主の前にへりくだって、聖霊の細き御声に聞き従い、生涯主を愛し、主と共に生きる者へとなりたく願わされました。
 これから本年後半、また福音の働きに向けて動き出していきます。コロナ禍中にあって制限される所も出てくるかと思いますが、一つ一つの福音の働きがなお祝福されていきますように、私も仕えさせて頂きたく思います。

(仙台聖泉キリスト教会会)