同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 後半の歩みに向けて —

玉城 春恵


「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」(ペテロⅠ 5:7)

 今年も早半年を歩ませて頂き、後半へと歩み出せます恵みを心より感謝いたします。冒頭の聖句は、私の愛唱歌である「わがゆくみち」の讃美歌に書かれていた御言葉です。
 12年前に主人との結婚が導かれ、主人から、聖泉教会に讃美感謝会があることを伝えられました。好きな讃美歌は何か?と尋ねられた時、私は母教会で覚えたこの讃美歌を伝えました。その時に聖泉教会でも歌われていることを知り、嬉しさを覚えたことでありました。今年は、特にこの讃美歌とその御言葉を大切にしていこうと示されました。日々の営みは、家庭の中にあって、また町内や職場の中にあって、自分自身が与えられている責任をどう果たしていくか、取り組みが続けられています。しかし、その所から自分の思いを解放させ、少しの時間ですが、御言葉や讃美歌に心を留めていこうと。そうすることで、自分自身の中に平安と力が与えられ、前進していくことができています。
 また、私にとって、週ごとの祈祷会、礼拝で牧師先生が語って下さる御言葉と祈り、メッセ―ジが、目を留めるべき所をもう一度教え導いて下さり、大きな支えとなっています。
尚、後半も勝ち取っていきたく、歩んでいきます。

 今年も変わらず讃美感謝会が持たれ、先月の第一日曜日の午後には、4月から6月に記念や感謝のある方々を覚え、皆で讃美をする時が与えられました。玉城家もその所で、4月長男誕生日、5月義父、主人、次男誕生日、6月義父救いの記念日を覚え、義父の愛唱歌である「いかなるめぐみぞ」を讃美させて頂きました。
 今年で三世代同居生活も7年を迎えようとしています。教会の先生方はじめ、多くの兄弟姉妹方の祈りと助けに支えられ、ここまで家庭生活が守られてきました。また、福音の働きにも家族で身を置かせて頂けていますことを心より感謝いたします。

 また、今月は、コロナの為お休みしていましたサテライト会場を使ってのゴスペルコンサートが久しぶりに開かれます。その為に練習を積み重ねてきた若い先生方、兄弟姉妹方の働きが豊かに用いられ、世の人々に福音が届けられることを信じ祈りつつ、私達家族も福音の働きに参加し、その時を共に喜びを持って、仕えさせて頂きたく願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)