同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— その時わが名も —

玉城 加代子

「終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」(I コリント 15:52)

 4月24日は復活節(イースター)です。
私が教会に導かれましたのは、小学3年生の時に、姉に誘われて友達と一緒に教会学校に行ったのがきっかけです。
 中学1年生の時の11月上旬ごろ、特別伝道会がありまして、牧師先生のメッセージによって私は罪人であることを示されました。そして救われたい人は前にでていらっしゃいと言われ、素直に前に出て行きました。
 私の心の中には悪い考え、悪い思いがあって、わがままの故に気に入らなければ人を憎む者でした。そのような罪深い私の為に身代わりとなって十字架にかかって下さり、三日目に甦えられたイエス・キリストを信じ受け入れました。そして救いに与って、罪を赦された喜びを感じました。
 3月11日、東北に大地震がありました。怖かったです。神様助けて下さいと、祈り続けました。教会の牧師先生とご家族、兄弟姉妹一人一人守られました事を感謝します。
 毎日余震が続き、そのたびごとに不安になります。けれどもそういう時に、讃美歌を歌っていると心が落ち着きます。
讃美歌689番の「世の終わりのラッパ鳴り渡るとき」にあるように「その時わが名も呼ばれ」ますように、いつでも天国にいけるように、神様の前にへりくだって歩んでいきたく願っています。


    1.世の終わりのラッパ鳴り渡る時
      世は永世(とこよ)の朝となり
      救われし者は四方(よも)の隅より
      すべて主の許(もと)に呼ばれん

      その時我が名も その時我が名も
      その時我が名も 呼ばれなば必ずあらん

    2.その時眠れる聖徒よみがえり
      栄えの体に変わり
      我らも共に携え上げられ
      空にて主に会いまつらん
 
    3.世の業(わざ)を終えて天つ憩いに
      招かるる日近ければ
      なおも主の愛を世人(よびと)に語り
      御栄えのために尽くさん

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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