同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 朝ごとに —

山田 行

「主よ、朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。」(詩篇 5:3)

 毎日暑い日々が続いています。我が家も中学3年生の息子は夏休みでのんびりしていますが、娘は朝早くから部活があり、主人も変わらず朝早く出社するので私も5時半とか6時には起きてお弁当を作ります。朝はまだ涼しいので、仕事もはかどりますので出来る家事は、早くに済まそうと必死でこなしていきます。
 2人が出かけ、家事も一段落し自分の机に座ります。朝の祈りのためです。しかし時に、睡魔に襲われてしまうのですが、私は朝に(本当は起きて一番にすれば良いのですが)神の前に出るということを大切にしたいので祈ります。上記の御言葉のように一つは「私の罪のために十字架につけられたイエス・キリスト様を思い起こし感謝すること。私の信仰の命の部分で、朝ごとに必ずそこに戻る必要があるからです。ひれ伏して、高ぶりの心から助けていただき、頑固な心を柔らかくしていただきます。二つ目は私自身を神のために捧げる供え物としていただくこと。日々の生活に追いまくられて世の価値観にどっぷりとつかりながらの生活の中ですが、神の御心のままに用いていただきたいと願うからです。自分が何をしたい、損した、得した、楽しい、嬉しい、悔しい、悲しいなど、感情に流されて大切な今日を神の御心から遠ざけてしまわないように、虚しいものにしないようにと願うからです。
 朝の短い一時、静まって祈り、時に外を見ながらいろいろなことを考えたりもします。一つのみ言葉を何度も繰り返してどのように私の生活の中で実行できるのかな?とか語られた礼拝のメッセージの中で心に引っかかっていることなど、紙に書き出したりして考えます。もちろんうまくいかない出来事に心が、がちがちに固まる時もあり、悲しいことに涙したり、祈れない時もありますが、神は豊かに語りかけてくださいます。今日も神は共にいてくださり、私の愛する家族、教会の方々を守り、励まして、私の祈り以上のすばらしい神の業をなしてくださることを信じます。朝ごとに神を待ち望みつつ、勇気と、希望と平安を日々頂ける幸いを本当に感謝しています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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