同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 教会は私に・・・ —

石井 ミワ

「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」(ヤコブ 1:22)

 10月の5日で真実は4歳になりました。また、10月の21日で謙悟が一歳になりました。私自身も1つ年を重ねました。昨年1年守られましたこと、教会の中で本当に愛されて歩まさせていただいていますことを感謝致します。
 冒頭の御言葉は、昨年から私に与えられている御言葉です。私自身はこの御言葉を心に留めて行っているつもりでいました。しかし、この御言葉が全然わかっていなかったことが、つい最近わかりました。というのは、礼拝中に「崖に近づいたら危ないですよ」「鈍感なのは怖いですよ」と、メッセージを聞きながら、「そうです、危ないです、怖いです」と思ってはいたのですが、「自分にとっての崖がどこにあるのか、近づかないために何をするのか」をちっとも考えていなかったからです。
 毎年私達の教会で行っています、教会キャンプで私は、学びのクラスを担当させていただき、1つの御言葉が与えられました。ヘブル人への手紙13章17節の御言葉です。「あなたがたの指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい。この人々は神に弁明する者であって、あなたがたのたましいのために見張りをしているのです。ですから、この人たちが喜んでそのことをし、嘆いてすることのないようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならないからです。」私はここも心に留めていたつもりでしたが、先生方が悲しむことを、それと気づきながらもしてしまっていた自分がいました。それは私の「まあいいか。と、色々なことを間に合わせでやってしまいやすい」という傾向性から来たことで、これ
が私にとっての崖の一つであったことが、先生方にご指摘いただいた上で、ここまで来てやっとわかってきました。
 昨年秋には、教会の皆さんと剣道の大会を行いました。私は無謀にも二刀流に挑戦させていただきました。竹刀を握るのが人生で三回目という超初心者の私が、二日間義父に手ほどきを受けただけで、何かできるかはわかりませんでしたが、とにかく主人に勝つつもりで、竹刀の持ち方から足をどう出すか、どこを狙うといいのかを1つ1つ習いました。結果は疲れて一息ついたところで1本とられて負けてしまいましたが、私にとって、これはとてもいい経験になりました。
 また、聖書を学ぶ会のなかでも、嘉納先生から「ミワさんは子育てはどうしたって初心者なんですよ」と言っていただきましたが、初心者である私は、本当に謙って先生方・先輩方に聞きながら子育てをしていけばいいのだということが、この剣道の経験を通しても実感できたからです。私に必要なのは、わかったふりをしない事と、御言葉を具体的に捉える、ということ、加えて、わからない事をわからないままにしておかないですぐに聞いて動くことだと、今は捉えています。
 私に1つ1つ信仰をもって進ませてくださるのは、礼拝のメッセージだけでなく、様々な集会や教会の方々との交わりの中にも、生きた証しや長く守り続けている行事の中に、私に理解を与えてくださるカギがたくさんあります。ですから、それらの教会の働きの内に、積極的に望んでいきたいと願っています。
 教会の中で生かしていただいていることに感謝しつつ、尚今年も、愛する方々と共に歩まさせていただきたく願っております。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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