同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 感謝 —

玉城 加代子

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(1テサロニケ 5:16-18)

 今年与えられた聖言です。
新しい年をむかえて半年が過ぎますが、神が私たちの家庭を守り導いて下さっている事を感謝しています。
 礼拝メッセージに、預言者エリシャとかかわりを持ったシュネムの女のことが取り上げられたことがありましたが、そのとき心に感じたことは、シュネムの女のように宗教性を持って歩むということが大切だということでした。
 今、私は神から与えられている課題に取り組んでいます。心の病気をもっている娘が障害者工房に通っています。今まで仕事を休んだり、遅刻が多かったのですが、この4月には、休まず遅刻もしないで通い続けたので感謝しました。体調が良いときと不調な時があります。けれども忍耐をもって励ましながら、工房に通わせています。
それを通して私自身が、隣人に仕えていく訓練の中に生かされています。
娘を月、水、金休まずに通わせる事は大変です。工房にいく日の朝は、私も緊張します。工房に通ってくれることを願い、祈りつつその時を過ごします。私が冒頭のみことばのように、喜び、祈り、感謝をもってこの課題に当たることができるかどうかが、私の宗教性の尺度であると思います。
シュネムの女を心にとめて、「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』」(ルカ10:27)とのみことばに歩ませて頂きたいと願っています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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