同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 信仰継承の完成を目ざして —

石井 矗

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」(ヨハネ14:1)
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:6)

 長男夫婦、孫たちとの三世代での生活が始まって、2年が経ちました。私の目標は、自らに与えられた神への信仰を全うし、信仰継承の完成を目指すことです。幸いにもその願いを実現することが出来、心から感謝しております。 私にイエス・キリストによる救いが与えられ、その信仰を継承することは神との契約でありましたが、その道程は決して平坦な道ではありませんでした。ターニングポイントは多くありました。その時々に於いて、神の前に遜り、逃避せずに一足、一足歩いてまいりました。また昨年は、幸いな中でありましたが、同時に悲しい事、残念なこと、耐えなければならないときも数々ありました。
 今年与えられた聖言は、ヨハネ14章1節でありますが、様々な状況、出来事のなかにあっても、「心を騒がしてはなりません」と語られる神を信じ、神から示された真理の道を歩み、なお信仰継承の完成を目ざして、祈りつつ進みたいと思います。

元旦礼拝

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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