同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 信仰に立つ —

石井 明子

「あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。」
(Ⅱコリント13:5)

 今年与えられた聖句です。
 昨年末に長年勤めていました会社を主人と共に退職しました。主人は42年、私は35年7ヶ月働かせて頂きました。
 新しい年を迎えて住み慣れた地を離れ、与えられました新居で第二の人生が始まりました。山本嘉納先生にお祈りして頂き、この家が神に仕え続ける家庭であることを願う者です。また引き続き教会の働きにと願い、仕事を捜していました。年齢的な問題はありましたが、ハローワークの方が募集された会社に交渉してくださり、面接を受ける事が出来、1月末より家から自転車で10分ほどの病院(産婦人科)の清掃の仕事が与えられました。
 初めての仕事で覚えることが多く大変でしたが、間に合う者とさせて頂きたいと願い、今日まで助け守られて来た事、また主人も知人を通して仕事が与えられました事を感謝します。

 礼拝のメッセージの中で、「神に選ばれ、任命されていことがどういうことであるか。人を生かして福音的処理ができるか、いつの間にか神の任命から自分を外し遠ざけてはいないか」と語られていました。
 両親は神を信頼し頑なな私の救いのために祈り続け必死に戦ってきました。結婚の問題が起きてきた時も、自分の思いで決めようとすると、「神様の導きだと思いますよ。いつも祈っているからわかります」と話してくれました。
 私は一つ一つの出来事を通して神と向き合う時とされ、導かれ、恵みを頂いて来ることができました。
 山本和子先生より「やさしすぎる」と御指摘を受けました。子供達の発言、行動に対して自分の態度が曖昧で対処できない弱さがあり、神の前に真実に歩んでいない自分を示されます。
 思っているだけでなく、踏み出すことが出来る者とさせて頂きたいと思います。

「あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現わしなさい。」(Iコリント6:20)

 

(仙台聖泉キリスト教会 会員)