同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 神に感謝をささげる —

森田 忍

「そのころイエスはエルサレムに上られる途中、サマリヤとガリラヤの境を通られた。ある村に入ると、十人のツァラアトに冒された人がイエスに出会った。彼らは遠く離れた所に立って、 声を張り上げて、「イエスさま、先生。どうぞあわれんでください」と言った。イエスはこれを見て言われた。「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」彼らは行く途中できよめられた。そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、 イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。 そこでイエスは言われた。「十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。 神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。」それからその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」」(ルカ 14:11-19)

 この御言葉は、イエスがエルサレムに行く途中で、10人のらい病人と出会い、癒やされた所です。
 10人の中で9人は、癒やされた途端にいなくなりましたが、残った1人のサマリヤ人は引き返して感謝し、神に栄光を帰しています。
 私も教会生活を送る中で、多くの感謝する事があります。自らの事であったり、兄弟姉妹の証しや祈りを聞いたり礼拝のメッセージの中で示される事であったりと、神から与えられる恵みのかたちは様々であります。
 私はこの箇所を読んで神が与えてくださる恵みに自らが気付き、感謝する事、そして与えられるばかりでなくこの恵みを自らの近くにいる人や教会の為に、またイエス・キリストを知らない人の為に、伝道という形で行う事の大切さを教えられました。
 私の教会は今年も多くの伝道の活動を行っています。若い兄弟姉妹達を中心に、熱き信仰が教会の喜びとなっている事をその事の為に、教会全体が共に取り組んでいる姿勢が私自身としても感謝です。
 私もそれに続く者として、日々の生活の営み又教会生活の中での神から示される事に従っていく事が大事だと思いました。
 今年も残り3ヶ月となりましたが、まだ多くの伝道のプログラムが計画されています。この一つ一つ伝道の働きに感謝を持ちながら取り組める者として歩んでいきたいと願っています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)